ファーウェイ(Huawai)製スマホだけど使ってて大丈夫?今後も使える?【2019年8月】

連日メディアで報道されているファーウェイ問題ですが、結局今のスマホ、タブレット利用者への影響はあるのでしょうか?これまでの経緯をわかりやすくまとめました。

そもそもファーウェイってなに?

ファーウェイ
ファーウェイ・テクノロジーズ漢字略称: 華為簡体字: 华为技术有限公司、英語: Huawei Technologies Co., Ltd.)は、中華人民共和国深圳市に本社を置く通信機器メーカー。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上記の通り中国に本社を置く通信機器メーカーで、消費者向けにはスマホやタブレットなどを低価格で提供しており、人気がありました。他にも通信事業や企業向けのIcTサービスなども手掛けています。

2012年10月 アメリカからの締め出し開始

発端は2012年10月の米連邦議会下院の諜報委員会の発表、「ファーウェイさんとZTEさんは中国共産党公安部と癒着して製品にスパイウェア入れてますよね?今後アメリカ政府としては使わないようにします!民間企業でもなるべく使わないでね!」と言われてしまいました。証拠はないらしいです。ちなみにZTEもスマホや通信事業を手掛ける業者。
2012年の発表から始まり、2019年現在まで、ファーウェイが製造したアメリカ政府関連機関での通信機器は排除、通信網も段階を経て別の業者に置き換えられました。

日本でファーウェイ製品を持つ消費者への影響は?

ここまでの話では消費者に対して影響なさそうですが、私も日々お世話になっているGoogleさんがアメリカの企業なんです。そうなると検索サイトのGoogleやAndoroid OS自体が使用できなくなる懸念が出てきました。しかし、これについてはファーウェイ日本法人より下図のようなメッセージが発信されており、Android OSについて問題なく利用できるとのことで、消費者にとって直接的な影響はなさそうです。

アメリカの各企業については、2019年5月時点で一部取引が停止されていることが確認されましたが、2019年6月、アメリカの各企業が「これってアメリカにとってもインパクトあるよね?やめたほうがよくない?」「うちはこっそりやってるけどw」とメディアやアメリカ政府に警告したことで、ファーウェイへのアメリカ製品の供給は認められることになりました。通信網についてはすでに置き換えられてしまってますが。

背景には5Gの利権をめぐる争いか?

第5世代移動通信システム
導入は、6GHz以下の周波数帯を使って、LTE/LTE-Advancedと互換性を維持しつつ、6GHzを超えた帯域を使って、新しい無線通信方式を導入、基地局に計算資源を備えることにより、端末に近い場所で処理する事で、センターのサーバーへ伝送するデータ量を低減して、遅延を減らす「モバイルエッジコンピューティング」の導入などが想定される[4]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

簡単に言うと5Gが導入されると通信速度がさらに速くなります。通信速度の飛躍的な向上により、いままで通信速度がボトルネックとなって実現できなかった新たなサービスの登場が期待されています。そうなると5Gの根幹ともいえる通信基盤を握る企業が大きな利権を手中にすることになるため、各社のしのぎを削っています。
ということは、他国の企業が通信事業を侵食し始めると、自国の産業が危うくなってきます。それはまずいと締め出しをしたのではないか、という説もあったりします。ファーウェイ製品にはスパイウェアやバックドア設置などのうわさもありましたので、それを締め出す目的もあったともいわれています。apple社にもそういう噂はあったんですけどね。。

日本の消費者目線での今後

2019年8月20日、NTTドコモではファーウェイ製スマホの予約受付を再開しました。今のところ「機能が制限される」「利用ができなくなる」といった心配はなさそうですが、引き続きアメリカ政府の今後の動向に注目です。