2020年から小学校でのプログラミング教育必修化に向けて、スクラッチの課題を探しているかたも多くいるかと思います。今回はオンラインで入手できるスクラッチの教材についてまとめました。
scratchは自由度が高いため、課題が抽象的だと教える側の負担が極端に増加します。理解が早い子供と遅い子供(それ自体は問題ではない)の差も広がるため、学校教育の中ではある程度政界への道筋が固められているものをお勧めします。
予算がある程度確保できる場合は、テキストの作成やサポートまで行っているような業者に発注するのが手間が少ないです。普通の公立小学校であれば来年度からの授業内容にスクラッチだけで大量の時間を確保することもないでしょうから、こちらで紹介するような教材を使ってプログラミングに触れる時間を与えてあげるのがいいかもしれません。
お子様がプログラミングに興味を持っており、意欲的であることを前提とすると、こちらでご紹介するようなサイトである程度こなした後、スクラッチ以外(viscuit等)、他の環境でも学習させることをお勧めします。ビジュアルプログラミングに慣れてきたらコードを書く課題(コードモンキー等)にもチャレンジさせていきましょう。
スクラッチでは基本的なアルゴリズムに加えイベントの概念も学べますが、狭く浅い世界ですので、多くの環境に触れ、知見を広げることがプログラミングへの理解をより深めます。
お子様がプログラミングにそれほど興味がないようであれば無理強いはせず、他の方法を考えてもいいと思います。本教育の本質は論理的思考能力や問題解決能力の強化にあるので、プログラミング以外のパズルや工作などでもアプローチは可能です。
スクラッチの基本的な操作方法から課題、小学校の授業で行う場合の展開例も紹介しています。イラスト入りで非常にわかりやすく、有償の教材に引けを取らないサイトだと思います。スクラッチが使えなくなった時の対処法まであるのは先生方にとってもうれしいところ。
サイトはこちら
≫スクラッチで始めるプログラミング体験
2013年に慶應大学と東京工業大学の学生とスタートした、子ども向けプログラミング教室「MCKids」さんが運営されているサイトです。100問以上の課題が用意されています。作成前にYoutubeで完成品の動画がみられるので、イメージがしやすいです。
その他にも子供の発想を広げるのに役立つコンテンツが用意されており、大人も楽しめるサイトです。
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≫Scratchレシピ(初級50選)
弊社も賛同企業として登録している「未来の学びコンソーシアム」さんのサイトです。教材ではありませんが、学校での事例や使った資料などが閲覧できます。先生向きのサイトです。
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≫scratchの実施事例
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